To Be With You／MR.BIG（ミスター・ビッグ）

Mr. Big（ミスター・ビッグ）は、1988年にロサンゼルスで結成されたアメリカのロックバンドです。当時、在籍していたデヴィッド・リー・ロスのバンドを脱退したベースのビリー・シーンが中心となって結成しました。メンバーは、ビリー・シーン、Racer X（レーサー X）のギタリストのポール・ギルバート、The Knack（ザ・ナック）のドラマーだったパット・トーピーという技巧派ベテランミュージシャンに、まだプロとしての活動歴が浅いソロアーティストのエリック・マーティン。

サウンドは、ハードロックを基盤にしつつもメンバーそれぞれの高い技術力を活かした多彩な楽曲が特徴で、特にビリー・シーンのベースプレイとポール・ギルバートのギターテクニックは非常に評価されています。1988年に『MR.BIG』でデビューするとそのバンドのクオリティの高さから早々に人気となり、1991年にリリースしたセカンドアルバム『Lean Into It』に収録された「To Be With You」で世界的に躍進しました。

とりわけ日本での人気は非常に高く2013年までに12回の来日を果たしています。また2025年には、「フェアウェルツアー」として最後の公演を日本で開催することが決定しています。

ヒット曲には、「To Be With You」、「Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)」、「Green-Tinted Sixties Mind」、「Stay Together」、「Wild World」などロックチューンからバラードまで多数。特に「To Be With You」は、世界11か国でチャート1位を獲得していて、日本では結婚式でも人気の曲となっています。