アルバム:アヴェ・マリア~サラ・ブライトマン・クラシックス~
アーティスト:Shara Brightman(サラ・ブライトマン)
アーティストについて
1981年にミュージカル舞台でデビューし、アンドリュー・ロイド・ウェバーの作品である「Cats(キャッツ)」や「The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)」などで主演を務めました。特に、1986年にロイド・ウェバーの「The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)」でクリスティーヌ役を演じたことで国際的な注目を集めるとソロ歌手としてのキャリアをスタートさせました。クラシカルな要素とポップな要素を融合させており、3オクターブの音域から放たれるボーカルスタイルは独特で、スケールの大きい壮大で劇的な要素を持ち、その歌声は美しくエモーショナルです。
代表曲には、「Ave Maria」、「Time To Say Goodbye」、「A Question Of Honour」、「A Whiter Shade Of Pale」など。特に「Time To Say Goodbye」は、厳かな中にも未来を感じることから披露宴では人気となっています。また「A Question Of Honour」は長年、テレビ朝日系列のニュースで「サッカー・ワールドカップ」のコーナーのテーマ曲として起用されていて馴染みの深い人も多いです。
ここがポイント
この曲は、オペラティック・ポップ・ソングとして、クラシカル・クロスオーバーの先鞭を付けた曲として知られています。そしてこの曲広く知らしめたのが、1996年にイギリスのソプラノ歌手サラ・ブライトマンがアンドレア・ボチェッリにデュエットを申し出て、曲名及び歌詞の一部をイタリア語から英語の「タイム・トゥ・セイ・グッバイ(英: Time To Say Goodbye)」に変更し共演したことです。これがヨーロッパ全土で爆発的にヒットし、ドイツでは歴代最多販売枚数を記録したほか、全世界で1200万枚以上を販売し、世界歴代最多販売作品の一枚となりました。その後、アンドレア・ボチェッリはこの曲の全編スペイン語歌詞による「ポル・ティ・ヴォラーレ(Por ti volaré)」を発売し、サラ・ブライトマンも全編英語詞のソロバージョン、「Time To Say Goodbye」をリリースしました。
オーケストラによる壮大で奥行ある骨格とボレロ風のリズムがエネルギーの充溢を感じさせる力強い曲です。特に後半から最後のサビは、魂を揺さぶるほどパワフルで、どんな未来をも切り拓いていける、そんな情熱を感じる楽曲です。披露宴では、入場、ケーキ入刀、退場とここ一番というポイントでの使用で、ゲストには思い出の披露宴となる演出ができます。“Goodbye”だけど大丈夫?と尋ねられますが、“この大きな海を二人で航海しよう”という船出・旅立ちの歌ですので安心して使ってください。
1 | Ave Maria (アヴェ・マリア) | |
2 | La Wally (私を泣かせて下さい) | |
3 | Winter Light (ウインターライト) | |
4 | Anytime, Anywhere (エニィタイム・エニィウェア) | |
5 | Alhambra (アルハンブラの想い出) | |
6 | Lascia Chi'o Pianga (さよなら、ふるさとの家よ〜歌劇「ワリー」第1幕より) | |
7 | Dans la Nuit (夜の踊り) | |
8 | Serenade/How Fair This Place (セレナーデ/ここは素晴らしい場所) | |
9 | O Mio Babbino Caro (私のお父さん〜歌劇「ジャンニ・スキッキ」より) | |
10 | La Luna (ラ・ルーナ) | |
11 | Pie Jesu (ピエ・イエス) | |
12 | Figlio Perduto (フィリオ・ペルドゥート) | |
13 | Nessun Dorma (ネッスン・ドルマ(誰も寝てはならぬ)) | |
14 | Bailero (バイレロ) | |
15 | Time to Say Goodbye (Con Te Partiro) [Solo Version] (タイム・トゥ・セイ・グッバイ) | |
16 | Regnava Nel Silenzio (Live In Europe) (あたりは沈黙に閉ざされ~歌劇「ランメルムーアのルチア」より) |
通常盤・限定盤などによって収録曲、曲順が異なる場合があります。購入の際には収録曲の確認をされてください。
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