安室奈美恵の「Can You Celebrate?」 。
1997年、小室哲哉プロデュースによる彼女の大ヒットナンバーで、リリース当時、披露宴では流れない日はないというほど大人気の曲でした。この「Can You Celebrate?」、最近、また人気でリクエストが増えています。印象的、かつ感動的なシーンが演出できるので、特に入場で流したい、というご希望をいただきます。
でも
入場で流す場合、どのタイミングで扉が開くのがきれいなの?
と悩むカップルも多くいます。
そこでここでは安室奈美恵の大ヒットチューン「Can You Celebrate?」 の入場での素敵な使い方を解説します。
こんな方におすすめの記事です
- 安室奈美恵の「Can You Celebrate?」で入場したい
- でもどのタイミングで扉が開くのがきれいかイメージできない
- できるだけ長く「Can You Celebrate?」流したい
考えられるパターンは5つ
静かなシンセサイザーから始まり、歌い出しの♪Can You Celebrate〜という歌詞、♪ララララ ララ ララララ〜のコーラス(ハミング?)など印象的な聞かせどころが多いですが、いわゆる盛り上がるところはリズムが入ってくれ1分30秒からになります。
これらを踏まえて入場のタイミングとしては、5つ考えられます。
<イントロから流すパターン>
1・イントロから流して歌い出し(0分29秒)で入場
2・イントロから流して0分53秒(♪永遠ていう~)で入場
3・イントロから流して1分30秒(アップテンポになるところ)で入場
<イントロをカットして流すパターン>
4・歌い出し(0分29秒)から流して0分53秒(♪永遠ていう~)で入場
5・歌い出し(0分29秒)から流して1分30秒(アップテンポになるところ)で入場
通常、司会者の「新郎新婦入場です!」のコメントで曲が流れはじめ、イントロは聞いて歌い出しで扉が開くというパターンが多いのですが、歌い出しが30秒だとけっこう長いほうです。
ゲストはカメラやスマートフォンを構えて待っていますが、20秒くらいまでは普通に待てます。しかし30秒、またはそれ以上になると長いと感じるようになります。
特に歌が始まっても扉が開かないと、”何かハプニングがあったのかな?”と思ってしまいます。
では2・イントロから流して0:53(♪永遠ていう~)や3・イントロから流して1:30(アップテンポになるところ)で入場の場合、どうすれば盛り上げられるでしょうか?
曲先行という演出方法
それは曲を先に流して途中から司会者に入場のコメントを入れてもらう「曲先行」という演出方法です。
扉の外で入場の準備が整ったら、それまでのBGMはフェードアウトして「Can You Celebrate?」が流れ始めます。扉オープンのタイミングに合わせて途中から司会者の入場コメントを入れてもらうようにしますが、この時のコメントは司会者の話す速度や力量、あるいは扉が開いてからメインテーブルまでの導線にもよりますので事前の打ち合わせが必要です。
しかし仮に30秒あったらたいていのコメントは言うことができますので、この演出方法はお薦めです。
ちなみに「曲先行」という言葉は、当ウエディング・サウンドの造語なので検索しても出てきませんし、会場のプランナーさんや音響スタッフに言っても伝わりません。
披露宴開始前にスタッフによるミーティング、擦り合わせを行うのですが、「曲を先に流しはじめて53秒で入場です」と伝えるとたいていの司会者は53秒の5秒前まで黙っていて、5秒前に「それでは新郎新婦入場です!」と言います。
それではあまりに機械的で素敵な演出とは言えません。
53秒で入場するなら歌い出しの30秒あたりから「お祝いの気持ちを込めて新郎新婦をお迎えしましょう」的なコメントで盛り上げてほしいですね。
この「曲先行」というスタイルなら「Can You Celebrate?」に限らずイントロの長い曲、あるいは歌い出しでなくサビで入場したい、という場合にも有効です。
長く流したいならウェルカムスピーチまで
入場曲に大好きな曲、思い入れのある曲を使用するカップルは多いですが、一般的に入場してからメインテーブルに到着して拍手をもらったあとはk曲はフェードアウトします。
しかしせっかく大好きな曲、思い入れのある曲で入場したのに途中でフェードアウトはもったいないし、できるだけ長く流しておきたいですね。
大きなホテルのバンケットなら導線も長いので、けっこう長く流せますが、レストランや少人数の会場だとあんまり早く曲がフェードアウトするのは残念すぎます。
そんなときはウェルカムスピーチが終わるまで薄く(小さく)流しておくのもお薦めです。
新郎新婦がメインテーブルに到着したあとは司会者から「開宴の辞」があり、新郎新婦からのウェルカムスピーチへと続きます。
そのウェルカムスピーチのあいだも薄く(小さく)流しておいて、ウェルカムスピーチが終わったら拍手鳴るのにあわせて音量を上げて盛り上げる演出はとても素敵です。
しかし、こらも事前にプランナーさんや音響のスタッフとうち合わせをしておかなければなりませんので、入場だけでなく乾杯やケーキ入刀などタイミングの希望がある場合には、早めに相談してください。
まとめ
安室奈美恵の「Can You Celebrate?」を入場で流す場合の扉オープンのタイミングは5つありました。
<イントロから流すパターン>
1・イントロから流して歌い出し(0分29秒)で入場
2・イントロから流して0分53秒(♪永遠ていう~)で入場
3・イントロから流して1分30秒(アップテンポになるところ)で入場
<イントロをカットして流すパターン>
4・歌い出し(0分29秒)から流して0分53秒(♪永遠ていう~)で入場
5・歌い出し(0分29秒)から流して1分30秒(アップテンポになるところ)で入場
きれいに入場するには、先に流して途中から司会者に入場のコメントを入れてもらう「曲先行」という演出方法がお薦めです。どのパターンで入場するかは、新郎新婦お二人のイメージ、会場の大きさと導線の長さなどを考慮して選んでください。
できるだけ長く流したいならウェルカムスピーチが終わるまで薄く(小さく)流しておくのがお薦めです。
ぜひイメージ通りのきれいな入場シーンになるよう、ご参考いただけたら幸いです。
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CAN YOU CELEBRATE?/安室奈美恵
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